COLUMNコロナ禍もエネルギッシュに楽しむ!「ホッとcafe」
市内外の人から愛され、人と人を繋ぐ純喫茶「ホッとcafe」さん。コロナ禍でも精力的に新しい取り組みにチャレンジしたという、オーナーの横山朋未さんにお話しを伺いました。
Q.ホッとcafeさんの事業内容を教えてください
※以下、ホッとcafeさんのコメントは緑色で記載してあります※
サイフォンコーヒーと日替わりランチやデザートを提供する喫茶店です。
またお店を拠点にした婚活事業「ホッと婚」も実施しており、令和6年3月現在約600人の方に登録していただいて、これまで48組成婚という実績を上げています。自分自身10代の頃から地元で接客業に携わっていたり、多趣味で仲間が多かったり、両親が自営業だったことも影響しているかもしれません。人と人を繋ぐ事、周りの恋愛相談にのる機会が多く、自然と人を見る目や直感が養われたのだと思います。純喫茶で出会い、繋ぐというマッチングアプリとは違ったアプローチで人と人の縁が繋がる場を提供しています。
いろいろな事業をされているんですね。
利益のために働くというよりも「楽しい」と思うことをやっています。
このお店も若い頃に飲食店で忙しく働きながら、ほっとできる場所が欲しいと思ったことから始めました。
おいしいコーヒーはもちろん、家庭のようなごはんを普通に食べられるお店って意外とないんです。
ホッとcafeでは、おうちのごはんのようにホッとする味を届けたく、手作りのランチやお弁当を提供しています。
店名の通り、お客さんにお店で「ホッ」と一息ついてエネルギーを回復して貰い、婚活事業で人と人を繋いでその人達から嬉しい報告を貰う。
昔から接客が一番好きで、自分も人も笑顔になれる、幸せな気持ちになれることが喜びです。
Q.コロナ禍はカフェの営業に影響ありましたか?
アルコールを提供していないので、コロナ禍でも営業制限の対象にはなりませんでした。
客足が減った分、お弁当やテイクアウトの需要が増えたので、ニーズにあわせてメニューを作りました。
営業制限対象ではない代わりに、コロナ禍でもお店を開けていました。常連さんは変わらず来てくれて、さらに常連さんの知人がさらに常連になってくれました。いつもホッとcafeを選んでくれるお客さんに支えられていると感じた期間でした。
コロナ禍に新たなチャレンジをしたと聞きました。
島田市の新規事業への補助金を利用して中古のトレーラーを改装し、キッチントレーラーでイベントに出店するようになりました。
17年前からマルシェやイベントには出店をしていたのですが、テントやタープでの出店だと、お店のウリでもあるサイフォンコーヒーを提供できず、また、天候に左右されることも多いのが難点でした。
そこで、移動が楽で天候も問わないキッチントレーラーで販売したいと思っていたところに補助金の制度を知り、やってみようと思ったんです。
イベントで本格的なサイフォンコーヒーを飲めるのは嬉しいですね。苦労したことややって良かったことはありますか?
キッチントレーラーでの出店はセッティングなど体力も必要になるので大変です。
それでも、若い世代の人達が見たことのないサイフォンコーヒーに興味を持ってくれたり、年配の方々では懐かしんで購入してくれる人もいて、喜んで貰えることが嬉しかったです。
キッチントレーラーで提供するサイフォンコーヒーも電気ではなく、お店と同じ味が出せるガスの火で作っています。
寒い日の屋外イベントで、淹れたてのコーヒーを提供してあげたいという願いも叶いましたね。
今後はどのようにトレーラーを使って行きたいですか。
カフェや「ホッと婚」の宣伝はもちろんですが、お店に来たことがない人達とも繋がり、外でも人の輪を広げる場として活用していきたいです。
Q.ホッとcafeさんのこれからの取り組みを教えてください
今後も人と人を繋ぐ喫茶店でありたいと思います。
婚活事業以外でも、何かに困っている人が頼ってくれる場所となり、助けとなる人をつなぐことができたら嬉しいです。そのためにバイクや車で旅行している人がふらっと入って、店で休むことができたり、店内ライブができたり、お酒を提供したり、食事制限などがある人でも楽しめるメニューを用意するなど、様々な人に幅広く利用してもらえるようにしていけたらと思います。
この記事を見た方へ、メッセージをお願いいたします。
企業の周年祭やお客様感謝祭などイベント時の出店やお弁当注文を承ります!コーヒー付きのセットなどメニューも豊富なのでぜひご利用ください。